環境共生!
売電収入を目的に建設された多くのソーラー発電所。
利回りに焦点を合わせたソーラーでは、ほとんど「環境」が削除されて建設されている。
そして、最初に造られたソーラーでは2回の夏を経験した。
そして現れてきた来たのが「雑草」の問題である。
上の写真のメガソーラーは建設1年経過の夏の状態である。
2年を経過して施設を検証してみると・・・・
「雑草対策」が盲点であった。
農業関係者なら容易に・・・想定できた雑草繁茂が、ソーラー関係業界は想定出来なかった。
屋上、屋根のソーラーでは問題にならかった「雑草」。
雑草繁茂という盲点が・・・今後大きな問題として浮上する。
たかが草であるが・・・・メガソーラー、遊休地太陽ソーラーに最も重大に影響するファクターである。
実際に雑草繁茂してみると、この処理が・・・思っていたより・・・・大変。
更に、環境、エコに取り組む企業アピールで造ったソーラー。
そのソーラーが地域環境を破壊する。
そういう事態になることは想像に難くない。
特に巨大なメガソーラーは、環境を破壊する。
地域共生、環境共生ソーラーに改良するのは当然で
好むと好まざるを問わず必然なことである。
上の写真のようでは、必ず地域住民とトラブルが発生する。
そういうことで、「菌根イソギク緑化」への改良のご相談を非常に多くいただいております。
改良の進め方を記します。
T 土質、土壌条件を調査します。
コンクリート、大きな砕石を施したソーラーは、そのままでは不可能です。
小さな砕石の場合は少し山砂を入れれば可能です。
トラクターで耕すことができます。 この土壌ではすぐに菌根イソギクを植えることができます。
トラクターで耕すことは大きな石が混在するのでできません。 この場合でも可能です。
荒地用の除草剤を散布しました。 この場合は数年植えることはできません。
畑用の除草剤を散布しました。 この場合は半年経過すれば植えること可能です。
土壌がほとんどありません。 この場合は5p程度客土が必要です。
石が混じっているが土壌が10pあります。 この場合はすぐに植えることが可能です。
非常に痩せた土壌です。 この場合はすぐに植えることができます。
アルカリ土壌です。 植えられます。
酸性土壌です。 植えられます。
塩害土壌です。 他の雑草・・・セイタカアワダチソウ、ヨモギなどが生えている場合は植えられます。
2 土地条件
土手、傾斜地です。 植えられます。
排水不良です。 そのままでは植えることできません。
平地です。 排水が良い土地ではそのまま植えることできます。
排水悪い平地では・・・・植える場所を5pほど高くして植えます。
3 現在雑草が生えています。
早春に雑草が伸びださないうちに防草シート「「ソーラー パーフェクト」で覆います。
その後に菌根イソギクを植えます。
夏、秋に改良したいです。
この場合は、ホルモン系の除草剤で雑草を枯らします。枯らした状態で、
「ソーラー パーフェクト」防草シートを敷きます。その後菌根イソギクを植えます。
4 フェンスエリアに菌根イソギクを植えたいのですが・・・・。
隣接地に影響する場所がフェンスのところで、この雑草処理がトラブルの要因になります。
フェンスエリアは売電収入とは関係ない場所だから、どうしても雑草処理が後回しになります。
特にメガソーラーでは周囲の距離は・・・・大変な長さになります。
これが草ぼうぼう・・・では地域住民が許さないことになります。
こういう場合は、非常に菌根イソギク緑化は有効です。
美しいソーラーになります。
売電に関係ない場所に多くのカネを投入するか、しないかで・・・企業の姿勢が問われる。
1 防草シート「ソーラー パーフェクト」で全面積改良 資材コスト 1平方メートル 約400円
2 菌根イソギク緑化で全面積改良 資材コスト 1平方メートル 約3000円
3 一部菌根イソギク緑化 一部「ソーラー パーフェクト」 ミックス改良